2013年06月03日

仮想マシンキュー(VMQ)設定によるネットワーク遅延

真面目なITネタが続きます。先月あたりにWindows Server 2012のHyper-Vクラスタで2台のクラウドサーバを構築した話は書いたと思いますが、なぜか片方のサーバだけ、仮想マシンへpingを打つと100ms以上の遅延が発生するようになりました。もう1台にフェイルオーバーさせると、正常に戻ります。2台のサーバは構成や型番も全く同一です。問題が起きる方のサーバで、ハードウェアベンダにNICやシステムボードを交換してもらったり、ファームウェアを最新版にしてもダメ。原因不明です。結局、サポートから提示されたのはTechnetの情報を基にして、仮想マシンキューを無効化するという方法。これで本当に治ってしまいました。ただこれは問題はとりあえず解消したものの原因解決にはなっていないので、引き続き調査するようベンダーへ依頼しています。今回は周りの支援をいろいろと受けながらとりあえず暫定対処が可能だったわけですが、Windows Serverはまだ素人が簡単に使える代物には到達していないということですね。

kenjiz at 23:50│Comments(0)TrackBack(0) IT 

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