2017年07月03日

EHWIC-LTE-JN

EHWIC-LTE-JNEHWIC-LTE-JNというのは、昨年末にリリースされたCiscoISR用のLTEモジュールです。これがまたややこしいのですが、EHWIC-4G-LTE-JPという型番のLTEモジュールは2015年末にEoSになってしまって日本ではLTEが使えない状態に・・・そして昨年末にようやくEHWIC-LTE-JNという後継機種がリリースされたというわけです。LTEってiPhoneみたいに同じ製品で世界をカバーすればよいのに、Ciscoはチマチマと各国対応製品を出しているようです。で、うちのCisco1941Wの古い3GモジュールをLTEに替えるか!と思ったのですがこの新製品、まだどのベンダーも扱っておらず、というか今後も扱うつもりがないらしく、売れません、構築できません、保守できません、の「ません」の連呼。いやもちろん一部が可能なベンダーはあるのですが、自信をもって「うちが構築して面倒見ます!」ってベンダーがないのです。

仕方なくわたくしはCisco本体からテスト用のカードを借りていろいろと実験したわけですが、まずEHWIC-LTE-JNを使うには本体IOSが15.6(2)T1以降でないとダメらしい。つまり、稼働中の1941の3GカードをLTEカードに差し替えるという単純作業では終わらず、本来のIOSをバージョンアップし、そしてconfigも全く異なるので設定変更を行い、当然SIMも入れ替える、という非常に面倒な作業が必要になるわけです。IOSバージョンアップとか言ってる時点でただのCEではなくSEレベルの手配が必要になるし、そもそもこのLTEカード自体が10万円近い価格なので、いやはや、一体1拠点の更新にいくらかかるのやら、そして全国の営業所を更新するにはいくらかかるのか、と考えると頭フラフラします。それにしても、モバイル通信全盛のいま、なんでLTEカードを積極的に売らないんでしょうね。Ciscoが良く機器の拡張性を引き合いに出して、投資保護、とか言ってますけど、こんな感じでは全然投資が保護されている感じがしません。実際にあるベンダはCisco899GならLTE内蔵なのでリプレイスしましょう!みたいな提案持ち込んできたりしてます。いや、本体買い替えなんて猿でもできるやり方にすぐなびくわけにはいかないですよね。だったらYAMAHAのNVR700Wでいいじゃん、という話。1941WはWiFiのAPも兼用しているオールインワンなので、できればこのまま使い続けたいところです。しばらく悩む日々が続きそうです。

kenjiz at 23:41│Comments(0)IT 

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