2015年07月14日

Catalyst4500Eラインカード増設

Cat4500EGWの工場オープンに間に合わなかったネットワーク冗長用の機材が遅れながら届きました。Catalyst2960X用のスタックモジュール約30個に、Catalyst4500E用のラインカード2枚です。で、工期がずれたことと、メンバーのスキルアップを兼ねて、今回は業者さんでは無く自分たちで増設を決行。部下4人とともに先週末の休日の工場で、機器増設と配線変更を行いました。休みの工場はエアコンが止まっているのでサーバ室で涼みながら、工場各所の2960Xをどんどんスタック構成にしていきます。わたくしは4500Eへのラインカード増設を担当。大昔、YAHOO!BBの最初の頃に、YAHOOの基幹ネットワークで訳も分からない作業員が6500のラインカードを蹴飛ばして突っ込んでいたのを思い出しますが、10年以上経ってもなんかあまり変わらない作業ですね。基本はすべて活線作業が可能なので、増設と配線変更と機器設定変更を並行してやっていきます。

SFP moduleSFPモジュールも大量に増設して、チャネルを組んで配下の2960Xとの接続を冗長化していきます。ただ、光パッチパネルは昔ながらのSCコネクタなのですが、2個のコネクタを並行に連結できる配置ではないので、上りと下りが入れ子になる事態がたびたび発生。err-disableになったり、リンクが上がらなかったりと試行錯誤の配線でしたが、事前に総務から調達したトランシーバで連絡を取り合いつつ、結局深夜までかかってなんとか終わり、高速を走って家に着いたのは夜中1時という状況でした。まぁでも、実際の現場作業も時々やりながら、実地でのトラブルシュートでメンバーのスキルアップを図っていきたいところです。

kenjiz at 23:49│Comments(0)TrackBack(0) IT 

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