2014年01月09日

Bridge to IBM SmartCloud

もう期限が過ぎたので書きますが、IBMが昨年12月までの期間限定で、NotesライセンスをSmartCloudライセンスに無償切り替え、というプロモーションをやっていました。クラウドライセンスは初期費用が無い代わりにそれなりの利用料がかかるのですが、このプロモーションで切り替えたライセンスは、Notesメンテナンス(MSでいうところのSA)の価格で、クラウドが維持できるというものです。お得な話には裏がありそうですが、IBMの営業が言うにはクラウド利用促進のためのプロモーションで、ユーザー側に不利益は無いとのこと。販社もがんばってくれて、ただNotesメンテナンスを更新するよりも数百万円レベルで安い価格でプロモーションの提示をしてくれたのですが、なんやかんやと話がまとまったのが年末。一応おいらは決裁書も書いたのですが、結局、見送ることになりました。うちの会社の上層部は時間に迫られて決断するのを避けるタイプですので、数百万円くらいで慌てさせるな、といった感じでしょうか。まぁ、当面クラウドを利用する予定は無いので実害も無く、といったところです。ただノーツをどうするかはまじめに考えないといけません。日本語環境でDJXを使う以上はグローバル対応はできないし、かといってグローバル対応すると漢字名がすべてアルファベット表記になり日常のアドレス帳利用に支障が出る、といった具合です。たぶん多くの企業が悩んでいるのと同じく、ノーツと心中するか、切り捨てるか、結論が出ないまま時間だけが経過します。(そしてIBMは儲けるわけです・・・)

kenjiz at 23:25│Comments(0)TrackBack(0) IT 

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