2013年06月05日

プリウスα

プリウスa会社の社用車がいま入れ替え時期で次々新しくなっているのですが、商用車比率が下がってきていて乗用タイプが増えています。で、プリウスαがやってきたので、初めて乗ってみました。街では結構よく見ますけど、ネット上で探してみるとやはりプリウスと比べると情報量は全然無い感じです。とりあえず先入観なしで乗ってみますが、以前レンタカーで何回か乗ったプリウスとは明らかに違う感じ。なんというか、まず遅い。エンジンが同じで車重が重くなっているからでしょうか。あと、音は明らかに静か。走行中にエンジンがかかっても振動はほとんどなし。音もほとんど聞き取れないレベル。というかタイヤのロードノイズに隠れるくらいの音量。なので、走行中はいつエンジンがかかったか、止まったかがほとんどわかりません。メーターのEVランプがついたり消えたりして判別できるくらい。これは結構進歩してますね。そのかわり、キーンというモーターの高周波は常に聞こえています。年取れば聞こえなくなるんでしょうけど・・・。30代では明確に聞こえます。

あと乗り心地ですが、プリウスよりは明らかに良いですが、ちょっと突き上げが来ます。ただこれはまだ100kmも走っていない新車だからで、もう少し走ったら落ち着くかもしれません。ダッシュボードのデザインもプリウスよりは好感が持てます。天井も高く頭上の空間も余裕あり。あと肝心の燃費ですが、都心のごみごみしたところを走るレベルだと20km/L切りますね。大通りでスピード出るところに行くと、平均値が20km/Lを超え、混み始めると20km/Lを切るといった感じ。都内では実用平均は20km/L前後でしょうか。あとLEDヘッドライトも初体験ですが、HIDとあまり違いは判りませんでした。ということは良いということです。点けたり消したりしてもHIDと違ってダメージは無いでしょうから、心置きなく点けたり消したりできます。HIDはどうしても、放電管が劣化しそうでパッシングとか気が引けてしまいますので。あとヘッドランプウオッシャーを使うとフロントガラスにまで液が飛んでくるのは、こうゆうもんなんですかね?使うことないと思うのでいいんですけど。車としてはまぁまぁ良くできていて、親とかには勧められるレベルです。

ただ希望を言えば、ハイブリッドカーの代名詞であるプリウスなので、もうちょっと異次元の運転感覚を体験したいところ。たとえばスピードを出してアクセスオフをすると、エンジンブレーキのように軽い回生制御が入るのですが、惰性でコースティングさせちゃえばいいじゃないですか。で、レーダークルーズのセンサーを使って回生かけたりとかすれば、とても運転しやすい乗り物になるはずです。以前レクサスGSでDABCの動作に感心したことがあったけど、ちょうどあんなふうに回生かければとても乗りやすく、また燃費も向上しそうな気がします。トヨタには、なんかデザインだけじゃなくて、エレクトロニクス系でも思い切ったことをやってほしいですね。ダッシュボードには手持ちのiPadをはめ込んで、それを使ってナビもエアコンもオーディオも操作!とかね。いや本当はそんなの簡単にできるけど、純正G-BOOKの50万円オプションが売れなくなっちゃうから、出せないだけなんじゃないですかね。

kenjiz at 23:18│Comments(0)TrackBack(0)  

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