2012年06月04日

Catalyst2960Sのチャネル数制限

最近、2960Sをよく使います。サーバを収容するのに、L3の下にぶら下げるのにはちょうど良い感じです。スタックを組めるので冗長構成になるし、値段もそんなに高くありません(もちろんCiscoにしては、ですが。。)ただ2960Sにはひとつ致命的な欠点があって、チャネルが6つしか構成できないんですよね。昔であれば、スイッチ間くらいしかチャネルなんて使わなかったので、アップリンクで使えれば十分だったのですが、最近はサーバも1Gbpsのネットワークを複数束ねてボンディングとかチーミングとか呼び方はいろいろあれど、チャネルを組むことがとても多いです。だいたいサーバ自体に標準でギガビットイーサのインタフェースが4つくらい搭載されていますからね。そしてサーバの性能向上に伴って、1Gbps以上のスループットも軽く出るようになってます。で、2960Sではチャネルの制限があるので、サーバ側で同じ設定をしようとしても、数に限りがあるわけです。だったら3750Xを使えばいいじゃないかとなるのですが、お高いですからね。チャネルの制限って、なんとも使いにくい制限です。時代の変化を読み取って、ぜひとも外してもらいたいところです。Ciscoだって最近UCSとか言ってサーバ売ってるわけですからね。

kenjiz at 23:27│Comments(0)TrackBack(0) IT 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔