2009年05月11日

何この中国のプロバイダ

上海には、おいらの会社の子会社が3社あってそれぞれインターネットVPNでつながっているのですが、プロバイダがバラバラなので通信の品質がいまいちです。で、開発拠点と販売拠点の間のVPNトンネルが落ちまくるので、プロバイダーに改善を要求。そうしたらまったく違うセグメントの新しいIPアドレスを振り出してもらえました。しかも、結線を変えることなくそのまま新旧2つのアドレスが使えるとのことです。もうセグメントなんかぐちゃぐちゃなんでしょうね、きっと。で、本来ならおいらが上海に乗り込んでルータいじりながら夜遊びするところですが、新型インフルエンザのせいで海外出張は全面禁止令が出ています。仕方なくリモートで設定変更。15分くらいで終わったのでやはり出張は不要でした(汗。通信状況は改善されているような気もしますが、なにしろpingの遅延時間が非常にゆらぐのでしばらく様子を見ないとなんとも判断できません。それにしても、中国のインターネット回線は、おそらく検閲のためだと思いますが非常に不安定で信頼できません。

あと驚いたのが、インターネットでtracerouteするとなぜかプライベートIPが出てきます。IP-VPN専用線を使っていると、プライベートネットワークの中にグローバルIPが出てくることはありますけど、逆となると大きな問題。まったく意味不明です。たとえばこんな感じ(一部伏字です)。

Tracing route to 222.68.*.* over a maximum of 30 hops
1 2 ms 1 ms 1 ms *.*.*.*
2 9 ms 4 ms 4 ms 58.247.*.*
3 5 ms 3 ms 4 ms 9ge0-GSR2-SH2-CHJ1.sh.cncnet.net [210.22.67.25]
4 9 ms 4 ms 4 ms 4p0-GSR2-SH2-SB1.sh.cncnet.net [210.22.66.21]
5 11 ms 8 ms 4 ms 210.22.66.233
6 6 ms 4 ms 4 ms 219.158.21.237
7 6 ms 5 ms 4 ms 219.158.21.230
8 6 ms 5 ms 4 ms 219.158.35.18
9 7 ms 4 ms 7 ms 202.97.48.17
10 8 ms 10 ms 4 ms 61.152.86.45
11 6 ms 6 ms 8 ms 124.74.210.202
12 6 ms 5 ms 5 ms 218.1.4.114
13 19 ms 24 ms 36 ms 218.1.66.251
14 7 ms 9 ms 10 ms 172.17.130.65
15 13 ms 12 ms 17 ms 10.10.16.9

16 13 ms 12 ms 30 ms 123.253.127.18
17 12 ms 9 ms 17 ms 123.253.127.*
18 * 10 ms 10 ms 222.68.*.*

Trace complete.


もうね、いい加減にしてほしいところです。

kenjiz at 23:28│Comments(0)TrackBack(0) IT 

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