2008年01月02日

イギリスへ

今朝はJALからの電話で起こされました。といってもモーニングコールではなくて予約の確認。今回は休暇旅行と出張がつながったので2つの予約が混ざった形になっていてちょいとややこしいのですが、でもキャンセル待ちを含めて柔軟に対応してもらえて大変助かりました。で、ホテル日航成田をチェックアウトし、バスで空港に向かいます。ターミナルで宅配のスーツケースを受け取ってチェックイン。そしてラウンジで食事をしたりスカルプマッサージをしてもらいながら搭乗を待ちます。約2年ぶりくらいのJAL401便ですが、今回もラッキーなことに隣席が空席!久々です。まだ正月三が日で周りの席もけっこう空いてます。飛行中に後ろのほうに歩いて行ったら新しいプレミアムエコノミーの席がありました。普通のエコノミーよりは全然快適そうです。で、機内ではごろっと寝そべりながら食べて映画観て食べて映画観て本読んで雑誌読んで・・・幸せですが健康的ではないですね。

機内食最初の機内食、たらば蟹や河豚を食べながら、まずはラッシュアワー3を観ます。アメリカ人のバカっぽいこんな映画は大好き。そんでもってスパゲティカルボナーラときつねうどんをオーダーして、次にブレイブワンを見ました。おいらの好きなジョディフォスターは相変わらずブチ切れ役が似合うっていうか、顔がコワイ。でもこの主人公には妙に感情移入できます。世の中には問題がたくさんあって、でも自分ではどうにもできなくて、、、なんとかしたいのに、自分は無力。何の足しにもならないとわかっていても、その怒りをぶつけて抵抗してみたりとか。こうゆう、別に自分にプラスになるわけじゃないけど共感できる映画っていうのもたまにはいいものです。最後もまぁ、驚かされたけど丸くおさまった(?)し。まぁ、、おいらは笑える楽しい映画のほうが好きですけどね。

で、次に観たのは日本ではまだ未公開の"The Nanny Diaries"。スカーレット・ヨハンソンが出てるベビーシッターの映画です。原作は実話がベースらしいですが、まぁ内容は想像の通りでした。カレーとラーメンを食べながら観終わってしばらくするとロンドン・ヒースロー空港に到着。入国審査の列をパスできるファストトラックのチケットをCAにリクエストしてみるものの、JALではファーストクラスの客にしか渡していないということでもらえず・・・。30分ほど行列しました。日本時間もまだ夜12時過ぎだったので起きてる友人もいて、電話したりMessangerでチャットしながら順番を待ちます(るりちゃんその節はありがとう)。SoftbankのX01Tは何の設定をすることもなくネットにつながり、まさに国境を越えてユビキタス。すばらしいです。で、入国審査は簡単なもので滞在期間と場所を聞かれたのみ。ドライブしてうろうろすることを説明したら滞在都市を聞かれて、おいらは思い出せなかったものの結局OKしてくれました。まぁ、おいらは怪しくないのでいいのです。

307そんでもってレンタカーのカウンターに向かい、バスに乗って駐車場まで移動します。用意されていた車は真っ赤なプジョー307でした!かわいい!ですがリクエストしていたネバーロスト(カーナビ)が見当たりません。近くを歩いていた係員を捕まえて見てもらうと、やっぱり付いてないらしい。カウンターで聞いてみると、ポータブル型のを自分で取り付けるか、プリウスにアップグレードするかどっち?と聞かれたのですが、プリウスの値段は一緒?と聞くと、1日35ポンド追加!ということでパス。35ポンドって、日本円で1万円/日ですよ。数日でナビ自体を買えちゃいます!(まぁ、ポンド自体が高いわけで、日本円換算での物価をあれこれ言うのは正しくないのでしょうけど)。そしてナビ一式がはいったケースを受け取り、本体は吸盤をガラスにつけてセットします。韓国の友達の車についているナビと同じですね。電源はシガライターソケットから取るのですが、あれ?おいらが持ってきた100Vインバーターをつける場所がなくなっちゃいますけど・・・、やられました。12Vソケットが1つしかないので、車の中での電源使用はあきらめないとダメなようです。で、いよいよ出発!あ、ガソリンが満タンじゃないじゃん・・・なんでこうイギリスのレンタカー屋は適当なのだ!?ゲートのおっさんに確認してもらい、今と同じ量だけ給油して返してくれとか難しいことを言います。あとはナビの指示通りに高速道路を150kmほど走って今日のホテル Hilton Newbury Centre に向かいます。本当は途中でウインザー城あたりに寄りたかったのですが、緯度が高いロンドンはすでに夕方4時過ぎに日が沈み、あたりは真っ暗。ホテルに直行することにします。ナビはまぁまぁ優秀で、きちんと案内してくれますが地図がノースアップにできないことと、日本語音声の発音が一部間違っている(「I」を「エル」って読みます・・・Iとlの音声ファイルを間違えたんでしょう)ことだけが残念でした。

speedcameraところでイギリスは左側通行で日本と同じなのですが、外国なのに左側通行というのはかえっておいらは混乱します。外国モード(=右側通行)で運転するスイッチが入っているのに、左側を走らなくちゃいけないので、意識しないと逆走しそうです。実は日本と同じなのに、なんか逆を走っている奇妙な感覚。ちなみに左側通行の右ハンドルなのに、方向指示器レバーやワイパーレバーは日本と逆です。ちなみにこれISO準拠らしく、ハンドルの位置にかかわらず方向指示器レバーの位置はISOで決まっているのです。日本が準拠してないんですけどね。将来切り替わる時が来るのでしょうか?ちなみに途中の高速道路で、オービスがたくさんありました。しかも、平均速度をチェックしている区間がいくつもあり、おそらく前後のカメラでナンバーでも読み取って、平均速度を計算しているのだと思います。だからそのサインがある区間は、みんな50マイルをきっちり守ってのろのろ運転。よくできているものです。おいらは最初、カメラを通過したらアクセルを踏み込んでいたのですが、「Average Speed Check」の文字を見てちょいと焦りました。プジョー307はまるでディーゼルのように低回転のトルクを持ち、必要十分な加速力を持っています。ただギヤ比が低すぎ!5速でも60mphで3000rpmを超えています。低燃費専用ギアを用意してほしかったところです。

roundaboutで、M4をひたすら走ってNewburyの街に到着しますが、ホテルはわかりにくいところに潜んでいて、ナビがないととてもじゃないですけど見つかりません。交差点はオーストラリアと同じくランドアバウト。いやオーストラリアと同じといったらイギリスに失礼かもしれません。大英帝国であるこちらが元祖だとは思います。まぁ、ランドアバウトってUターンがどこでも簡単にできるんで、道に迷っているときはそれはそれで便利だったりしますけどね。そうこうしているうちにホテルに到着し、チェックインをしました。あれ?今気づきましたけど、空港で両替するのを忘れました!!手持ちは前回の旅行の残りの数ポンドだけです・・・やばい・・・銀行を探さねば・・・。部屋でのブロードバンドインターネットは1日15ポンド(約4千円)です。使いませんよ!そんなの。ではおやすみなさい。

kenjiz at 23:33│Comments(0)TrackBack(0) 旅行 

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