2007年10月22日

アテネへ帰港!

ヒルトンアテネ今朝、クルーズが終わってアテネのピレウス港に入港しました。次のクルーズの準備のために6時半までに客室を出るように求められていたので、その頃までにシャワーをして手荷物をまとめてレストランへ行きます。既に船は接岸していますが、最後の朝食をとり、ラウンジで休んでアナウンスを待ちます。で、案内があったためにおいらたちも下船。ターミナルで荷物をピックアップして、これから今夜の宿、アテネ・ヒルトンに向かいます。といっても朝の7時。サマータイムのせいでまだ真っ暗。ちなみにこのクルーズ船が入港する場所は港の地下鉄の駅からはだいぶ離れていて、交通手段がタクシーしかありません。出発の時は場所がよくわからなかったこともあって結局駅から30分以上荷物を引きずって歩くことになったのですが、それは繰り返したくありませんし今回はタクシーを使うことにします。港のタクシー乗り場には看板があって、市内の主要地点はでは一律料金で行けるようになっています。この表を元に推測すると、おそらくヒルトンまでは15ユーロ前後と思われます。タクシースタンドに向かって歩いていきますが、客は行列しているのに肝心のタクシーがありません。と思うと、タクシーの客引きが近づいてきました。

彼が言うには、タクシーの料金は一人当たりだから3人だと3倍になる、そして港に出入りすると5ユーロチャージされる、そしてスーツケースは1つ1ユーロ。合計すると結構な金額になるから、値引いて28ユーロでどう?ということでした。うーん、高いのか安いのかまったくわからん。それ以前にタクシーの料金が一人当たりというのが真偽不明。たしかにギリシャのタクシーは見知らぬ人を次々乗せて相乗りさせるらしいのですが、料金は・・・?一応、港湾職員に聞いてみますが、ツーリストポリスに聞いてくれとのこと。でも、朝の7時にポリスはいませんでした。使えん。地球の歩き方を見てもタクシーのぼったくり話は載っているけど、料金のカウント方法までは載っていません。どうしたものか、と思っていたら、その時目の前に客引きと一緒にひとりのタクシードライバーが来ました。おいらはドライバーと直接交渉。そしたら「値段はメーター次第」「たぶんヒルトンまでは13〜15ユーロくらい」「この時間は渋滞しているからもうちょっとかかるかもしれないけど高くても20ユーロ以下」という話でした。値段は一人当たりなの?という質問を投げてみますが、そんなわけない、とのこと。やっぱりあの客引きおやじはウソつきでした。すでにどこかへ消えてしまいましたが、写真撮っとけばよかった。ということで、そのタクシーに乗り込んでヒルトンへ向かいます。かなり渋滞していて時間もかかりましたが、メーターは15ユーロ。荷物があるので加算されて17ユーロでした。客引きおやじの目の前で正当な料金を提示してくれたこの青年にはチップを多めに加えて20ユーロ渡して車を降ります。

日産マイクラさてヒルトン到着は朝の9時前。一応、チェックインできる?とダメ元で聞いてみますが、11階のエグゼクティブフロアでチェックインしてくれとのこと(ヒルトンのゴールドVIP会員効果きたー)。11階に向かいますが、すぐにエグゼクティブフロアの一番奥にある部屋のキーを渡してくれました。一番奥の部屋(=エレベータから遠い部屋)を希望するのはおいらのプロフィールに記録されているはずですが、それがちゃんと反映され、1泊滞在なのに朝の9時前から部屋が使えるなんてすばらしい!このアテネヒルトンも部屋はフローリングで、アメニティもいつものヒルトンのものです。さて部屋を確保したら次はレンタカーの調達。ヒルトンの中にもEuropcarというレンタカー屋が入っていますが、値段をチェックするとちょっと高め。インターネットで検索すると、ホテルのすぐ向かいにHertzの営業所があるようです。そこで安いのを借りると1日保険込で65ユーロ。それに決めました。次の日に空港で返すことにして、空港までの交通費も節約しちゃいます。調達したのは日産マイクラ。日本のマーチそのままです。もちろん左ハンドルで、メーターは220キロまで刻まれています。そしてヨーロッパにありがちなマニュアル車。1日、ショッピングやドライブを楽しみました。夜はプラカのタベルナで最後の晩餐。マーチでプラカの狭い道に入り込み、駐車できる場所を探します。みんなおもいっきり路駐なので、おいらもちょっとしたスペースを見つけて車を止めますが・・・目の前の家の人が出てきて「ここダメ〜」って言われました。それがまた怒る風でもなく、いつものことのように言ってくるのがちょっと違和感。で、別の場所を見つけて車を駐車。駐車と言えば、ヒルトンの駐車場はとってもお高いので、近所の路地にレンタカーを路駐したのですが・・・これまたすごい密度で車が止まっているので、隙間に詰め込むような駐車テクニックが求められます。まぁ東京で鍛えていれば全然問題ないですけどね。話が逸れましたが、そうして最後の晩はタベルナでのギリシャ料理にて締めました。今日は久々の陸のベッドでぐっすりです。(ずっと船に揺られていたせいか、陸に上がってもちょっとフラフラする時があるのですが・・・まぁそのうち治るでしょう)

kenjiz at 23:01│Comments(0)TrackBack(0) 旅行 

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