2007年07月20日

中国インターネット事情

おいらの会社は中国に開発拠点と工場を持っているわけですが、その2拠点と東京の本社はインターネットVPNで接続されています。とはいえ、中国のインターネット事情は極めて悪く、VPNが切れるのは日常茶飯事。なにしろ中国は、国を挙げてインターネットを規制してますからね。どんなホームページを見ているかなどがすべてチェックされているし。中国の担当者もネットワーク切れまくりにはかなりストレスがたまっているらしく、なんとかしてくれと泣きついてきます。とりあえずの対応策としておいらが思いついたのが、中国国内でインターネットプロバイダ2社と契約して、両方でVPNを張る方法。どっちかが落ちてももうひとつでなんとかするわけです。あと、一応専用線についても調べてみました。国際専用線ってめちゃ高いイメージがあるのですが、中国だと海底ケーブルが少ないこともあり、余計にお値段が張ります。NTTやソフトバンク、そしてアジア系に強いアジアネットコムからも見積もりを取りました。・・・どれも高い。現地中国人がいったい何人雇える?という値段です。ほかに提案があったのが、香港でインターネット回線を引き、香港から中国本土まで専用線を引く方法。香港と日本はインターネットVPNです。なんか中国政府に怒られそうな構成ですが、実際にやっている企業はいくつかあるようです。あとは台湾経由とか、ルートはいろいろとあるようですが、やはりインターネットVPNは元々帯域保証じゃないので、判断が難しいところです。さてどうしましょうか!

kenjiz at 23:18│Comments(0)TrackBack(0) IT 

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