2007年02月03日

デスバレーは死の谷

昨日はサンディエゴのシーワールドで1日遊んできた。イルカやシャチのショーは日本でもよく見るけど、こちらでは犬・猫・豚・鳥までもが一緒になってショーをやっていた。猫や鳥なんかも言う通りに動くのね!知らなかった。シャチのショーは、細かい芸などなく、豪快な技がいろいろと繰り出る。なかでも、尾びれを使って客席に大量の水を降らせる芸が圧巻。前の数列の人たちは文字通りびしょびしょ!(ちゃんと事前に雨合羽も売っていた)どうやってあんな技をシャチに教えるんだろう???日暮れまでシーワールドで遊び、パームスプリングスに車を走らせる。昨夜は久々のヒルトンパームスプリングスにチェックイン。2月というのに、屋外の温水プールで泳げた。とても気持ちいい!しかもジャグジーもあるし!

そして今日、目指すはデスバレー。延々とドライブをして、Dantes Viewという見晴らしのいい場所を目指す。そこに行くのに未舗装道路を使ってショートカットをしたのだけど、ラリードライバーよろしく100km/h以上の速度でグラベルを爆走していたら、なんと途中でタイヤが大きな石にヒット!メーターにタイヤの警告マークが出て、見てみればタイヤがパンク!!ていうかバースト!亀裂が入り完全にぺったんこ。アメリカでレンタカーがトラブルを起こしたのはは初経験。とりあえずタイヤ交換をはじめるけど、タイヤのナットが一つ外れない。偶然にも反対側から車が来た。「タイヤがおかしいんだけど!」「じゃあいい車を買えよ!」とか冗談で返されたけど、彼は車を止めて十字レンチを取り出し、ナット外しにチャレンジ。しかし取れない。

そしたらもう一台VWのキャンピングカーが通った。若いアメリカ人も一緒にチャレンジ。しかしナットは外れない。もうどうしようもないので、キャンピングカーに我々3人のうち2人を車に乗せてもらい、近くの街まで行って唯一のガスステーションからレンタカー会社に救援を依頼した。車に友人を一人残して来たので、おいらは水と食料を持っていったん戻ることにする。ちょうどカップルがガスステーションに来たので、送ってもらえることになった。なんでもこのカップルはハネムーンの途中だとかで、旦那はオレゴン州から、奥さんはアルゼンチン出身だそうだ。カタコトで会話しながら車に戻った。

カップルが帰って行ったあと、ただ待っていてもなんなので、3輪車になったランドローバーを動かしてみる。タイヤが悲鳴を上げているけど仕方がない。のそのそと進むこと約1時間後、交差点にたどり着き、なんとか州道に出ることができた。そしてここでは携帯がつながる!まずは今晩泊まる予定だった友人宅に電話をし、そしてHISのエージェントに、レンタカー屋との窓口になってくれている友人がいるガスステーションの電話番号を調べてもらい、そこへ電話をしたら、見事につながった。どうやらトーイングカー(牽引車)は場所を間違えたらしく、2台目のトーイングカーをレンタカー会社が手配中。到着まではまだまだかかるようだ。そしておいらを送ってくれたハネムーン中のカップルの車は、帰って行く途中で調子が悪くなって徐行でしか走れなくなってしまったらしい。さてその後、どうなるのか・・・つづく。

kenjiz at 23:06│Comments(0)TrackBack(0) 旅行 

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