2006年03月22日

オランダ経由で帰国

Aerobusようやくというか、日本に戻ってきて真面目に仕事の日々が再開してる。滞在最後の日はバルセロナを朝出発し、乗り継ぎのオランダで約半日の自由行動の時間を作る計画だった。朝は問題なく起きて、オープンしたばかりのラウンジで朝食。ホテルのスタッフとももう顔見知りで、挨拶だけで自由に出入りができちゃう。最後の朝食をとって、早々にチェックアウト。帰りは空港までバス乗り継ぎ作戦で行ってみることにした。しかし!平日朝の渋滞に巻き込まれる。結局、ホテルから空港まで乗継含めて2時間ばかしかかった。といってもタクシーでも渋滞に巻き込まれただろうし、電車だとけっこう歩きを覚悟する必要があったんで、まあ仕方ないのかも。

ということで飛行機の出発45分前にカウンターに到着。KLMのカウンターは行列がなく一安心!!時間がないときに行列に並ぶことほど精神的に良くないものはないからね。しかしカウンターのおねえちゃん、東京までのJALとのスルーチェックインは出来ないとおっしゃる。行きは出来たよ、と言っても譲らない。しかも、スーツケースが重量オーバーで追加料金44ユーロとかおっしゃる(制限は20kgまでで、スーツケースは28kgだった)。まあ重量オーバーは実はわかっていて、事前にホテルのヘルスメーターで計量済み。予定通り重そうな土産物を持ち込み手荷物にする。別にこんなことしたって結局全体の重量は同じなんだけどね・・・。再計量すると22kgで、「OK!」とのこと。持ち込み荷物が6kgも増えてゲートに向かう。重いっ。

アムステルダムまでの飛行機はなぜか日本人が多く、どうやらツアーご一行様と同じ飛行機になった模様。といっても彼らも席はバラバラで、特に接点もなくアムステルダム・スキポール空港に到着。スーツケースをピックアップし、すぐさま重い手荷物を再度詰め込む。東京行きまでは半日ほど時間があるので、まずはスーツケースをロッカーに預ける(チェックインカウンターはまだ開いてなかった)。24時間で5ユーロ。高い。そしてインフォメーションでアムステルダムの地図をもらう。カウンターのおばあちゃんが2ユーロとおっしゃる。これまた高い(>_<)。でもアムステルダムに特に見たい物はなく、かといって見てみたい風車群はちょっと遠すぎるので、途中のデン・ハーグという街に行ってみることにした。ハーグは、オランダの政治の中心地で、国際司法裁判所がある。とりあえずそこにたどり着くことを目標にした。

オランダ鉄道とりあえず駅まで行って、チケットを買う。自動券売機で「D」を押して、Den Haagを探し、2等・普通運賃・往復を選んでクレジットカードを差し込む。簡単に買えちゃった。でも問題はどうやって行くか。結局有人カウンターに行って、ホームの場所と時間を教えてもらう。ちょうど、インターシティという快速列車が出るところで、途中駅にデン・ハーグが書かれていたからそれに乗り込んでみる。この快速列車、総2階建てでとても静かで快適。スピードも結構速く、品川〜新横浜の新幹線みたいな感じ。わずか2駅・20分ほどでデン・ハーグHS駅に到着した。

駅を降りてみると、正面にトラム(路面電車)がたくさん走っている。が、どれに乗ればいいのやら全く分からない。またしてもインフォメーションで聞いてみる。おじさんが本を調べて、8か17に乗ればたどり着くという。で、表に出てみると確かに17が走っている。でもいきなり乗ってもどこで降りればいいのかも分からんし、そもそもチケットは???頭の中がクエスチョンマークだらけ。そばの係員ぽい人に聞いてみると、チケットは駅の中で買えるらしい。そこで2回分のチケットと、地図を買う。地図は50セントだった。空港と違って良心的!で、その地図を持ってさっきのインフォメーションへ。おねえさんが地図にマークをつけてくれて、とりあえずなんとかなりそうな気がしてきた。

トラムに乗ってチケットを刻印機に差し込むと、日付と時間が打刻される。でも基本的にみんな自己申告制らしい。そういえば鉄道も、改札も何もなかった。チケットを買ってなくても、たぶんそのまま来れてしまったと思う。あと、気のせいか東洋系の顔の人が多く、最初はちとびっくり。日本人がここにも?あそこにも?とか思ったけど、そんな顔の人はたくさんいることが分かった。あと、色白の超美人が多い!電車で隣に座ってきた人が美人だったときは、ちょっと緊張したけど彼女が話しかけてきたときにはもっと緊張!しかもオランダ語らしく何を言っているのか全然わからない。英語話せる?と聞いてみると即座に英語で話してきた。オランダの人はたいてい英語が出来ると聞いていたけど、本当らしい。

そんなわけで、デン・ハーグ市内をうろうろして、もちろん目的の国際司法裁判所にもたどり着いて、夕方になったので空港に戻る。帰りはインターシティ(快速列車)が来ないので、各駅停車の旅。のんびりした列車の旅もたまにはいいかも。でも日本でやったらおちおちのんびりしてられないような気もするけど。結局1時間くらいかかって空港に到着し、チェックイン。そしてEU外に出るのでパスポートチェックがある。フランスと違ってちゃんとスタンプも押された。ローマのときと同じデザイン。EU内は共通なのかも。

さて待ち時間がまだあるので、JALのサクララウンジで待つ。アムステルダムって、たぶんJALは1日1便しか飛ばしてないのに、ちゃんと広々として食べ物飲み物が置いてあるラウンジを用意しているところがスゴイ。別におなかも空いてないからりんごジュースをもらった。ウマー。それにしてもさっきから周りのオヤジたちが、食べたり飲んだりバリバリボリボリ騒がしい。日本のオヤジはなんでこうなのだろう。独り言をつぶやく者までいる。やめてくれー!でもこのラウンジはインターネットの設備がないのが厳しい。空港の提供するワイヤレスサービスはあるけど、30分で6ユーロ。約1000円。高いでしょそれ。仕事で必要としていて経費で落ちるならともかく、友達とメールしたりチャットするのに1000円払うなら、国際電話で喋ったほうがいいしね。

帰りの機内は、行きと同じく1Aの席。で、隣が真っ赤なカーディガンを着た日本人のおじさん。彼は突然英語でもない言葉で話しかけてきた。こっちも日本人だっちゅうに。彼はスイスから帰る途中らしいけど、面白い人だった。担当してくれたCAさんとあとでその話で盛り上がったのだけど、「あたしたちも時々笑いをこらえながら仕事してます」なんておっしゃる。そんなこと言っちゃっていいんですかね(汗。あと、機内にカメラ小僧が現れて真っ暗な機内でフラッシュ焚くし、こっちがCAさんと立ち話してるときにも盗撮された(怒。人を撮るときは了解を得て欲しいよ、ねえ。それにしてもメイン担当のCAさんがとってもかわいく(最前列を担当しているのに26歳という若さもすごい)名前を聞かなかったのが惜しまれますw。ということで、無事に帰国したわけであります。

kenjiz at 23:30│Comments(0)TrackBack(0) 旅行 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔