2006年03月20日

バルセロナ市内観光

エグゼクティブラウンジ市内観光の日の朝、目覚ましナシで自然に目が覚めたのは午前6時45分。時差があるはずなのに普段と同じ時間だ(汗。普段から体内時計狂いまくりなので時差ぼけはなさそう。ラウンジで朝食をとった。スペインらしく、生ハムとかオリーブのサラダとかもある。ウマ〜。あっという間におなかいっぱい。さてバルセロナ市内へ出撃することにする。

ガウディ着替えてグランドフロアまで降り、フロントで地下鉄の駅の場所を聞く。わざわざ外に出て説明してくれた。約1ブロック歩く必要があるらしい。で、駅でチケットを買う。英語表記もあるけど、なぜか1日券の表示がない。駅員に聞くけど英語が通じない。サブウェイでもアンダーグラウンドでもダメで、メトロって言ったら通じた。そういえば最近日本も営団地下鉄が「東京メトロ」って名前になったっけ。とりあえず地下鉄に乗り、市の中心部へ。コロンブスが新大陸発見の報告に来たという王の広場や、ランブラス通りをうろうろ。あとはガウディの建築を尋ねる。超有名なサグラダ・ファミリア聖堂やカサ・ミラ、カサ・バトリョなど。サグラダ・ファミリア聖堂は、階段をてっぺんまで上ってみた。エッフェル塔も階段で上ったからには、この聖堂も階段コースを選択。階段は非常に狭く一方通行。しかも真っ暗で、ところどころに窓が付いている。途中から渋滞するけど、それがいい休憩にもなって、1時間くらいかかってようやく頂上へ。見晴らしが良い!!!で、また同じように降りるわけだけど、あまりの高さに、地震が来たらかなりやばいことになりそうである。

夕食は、ホテルの向かいのDiagonal Marというショッピングモール内のレストランで取った。普通においしかったので一安心。旅行中にマズイ食べ物を食べてしまうほど悲しいものはないからね。だからおいらはアメリカでは最初から期待せずにファーストフードが多い。でも、ヨーロッパは意外とイケてるかも。イギリスもまずいと言われるけど、おいらが食べたときは普通においしかった。ちなみに、ホテルのラウンジにも軽食や飲み物が用意されているので、1日数回は顔を出して休憩させてもらった。あとこのホテルはメイドサービスが1日に2回もある。夕方も部屋を掃除しに来てくれるんである。で、毎回ミネラルウォーターとチョコレートを補充してくれる。そんなに食べないし飲まないってば。でも頂けるものは頂いちゃうけど。

ミロちなみに次の日は、美術館めぐりにした。まずはミロの美術館。交通の便が悪くバスに乗らないとたどり着けない。でも、中を見て歩いていると原色系の絵や彫刻に刺激を受ける。あとはピカソ美術館。なぜかこの日は一般公開部分が入場無料になっていて、学生たちが大挙して押し寄せてきていた。ピカソの作品が年代順に並んでいるけど、既に若いときから非常に上手な絵を描いている。そして、影が強調された作品が出てきたな〜と思ったら、そのうち顔のレイアウトがおかしくなってきて、色使いも奇抜になっていく。でも、作品を順番に見ていると、彼は真面目にあの作品を作り上げたのがよく分かる。同じような絵が何枚もあったりしたから、決して思いつきやそのときのインスピーレーションとかではなく、何らかの計算が働いてあの描き方をしているのではないかと思った。しばらくすると、ピカソの作品が部屋に一枚欲しくなるからコワイ。そんなこんなで、理数系の人間でも美術館めぐりは十分に楽しめた。

本当は今日、高速鉄道で3時間ほど離れたバレンシアという街で火祭りが行われる。映画のミッションインポッシブル2に、確かこの火祭りのシーンが出ていた記憶がある。ぜひとも行ってみたかったけど、往復6時間もかかることや、祭りのクライマックスで日が放たれるのが午前0時ということで、帰ってこれるかどうかも怪しかったので泣く泣く見送った。次回3月にスペインに来るチャンスがあれば、バレンシアに宿を取って見てみたいね!ぜひとも。

kenjiz at 23:28│Comments(0)TrackBack(0) 旅行 

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