2005年12月13日

SPAM対策

おいらの会社はSPAM対策として、SORBSを長いこと使っていた。結構効果もあって、毎日数百通のSPAMメールをブロックしてくれていた。しかし先月あたりから、社内各部署から海外の取引先からのメールが届かないという連絡がちらほら。調べてみたらSORBSでフィルタされていたのである。しかもSORBSはブラックリストからの解除にお金を要求する。とりあえず先方に解除してもらうよう手続きしてもらうしかないが、数が増えてきたのでSORBSの利用を中止した。

そうしたら、まあ当然のごとくSPAMが増えてきた。おいらは転職組みでメールアドレスの履歴も浅いのでほとんど届かないが、入社が古い人ほど、メールアドレスが出回っていてSPAMが届きまくる。入社が古いってことは偉い人ってわけで、偉い人からなんとかしてくれというリクエストが届き始めた。中には社長からの問い合わせもあった。

流石にほってはおけないので、対策ツールの検討中である。ちょうど来期の予算を申請する時期なので対策費用も予算申請してみた。とりあえずうちに出入りしている1社から提案をもらったが、そこのシステムはメールを1回で受け取らず、まずは再送要求を出すというもの。相手のホスト名から正式なメールサーバなのか、SPAM発信元に使われることが多いダイヤルアップなのかを判別し、ダイヤルアップであればメールを1回では受け取らない。再送してきたメールのみ受け取るというシステムである。SPAM発信プログラムは再送処理なんてやってられないので、これでSPAMがけっこう防げるらしい。とりあえず、うちの予備サーバに入れてみて検証することにした。さてどうなることやら。

kenjiz at 23:59│Comments(1)TrackBack(0) IT 

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この記事へのコメント

1. Posted by stealthinu   2006年06月20日 18:07
SORBSで検索していて拝見しました。
ほんとSORBSは誤検出が多いので、そのまま拒否にはしないで欲しいところです。

で、対策ツールで挙げられているシステムですが、
Rgrey - S25R + greylisting
http://k2net.hakuba.jp/rgrey/
とほぼ同じ仕組みだと思います。

製品として組み込まれてるのは
Mail Proof Keeper:SPAM対策
http://www.cyber-souken.com/product/product004.html
とかがあるようですが、postfixやqmailをお使いなら、
製品を導入しなくても同様のことが出来ますので、
まだ導入されていないのでしたらお試しください…
って、もう半年前だから意味なかったかな?

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