2005年12月07日

帰国

オーストラリアより帰国した。今回はフレーザー島というリゾートに滞在して、メールチェックも一切なしの完全なバケーション。ノートPCも一応持っていったが、デジカメのメモリーをバックアップするのと、ホテルでのBGM再生機専用となった。メールチェックを1週間近くしなかったのは、それこそ10年ぶりくらいかもしれない。とりあえず出発からの出来事を書いてみる。

行きの機内に搭乗すると、期待通り窓側1列が空席。最初の食事の後、早速3席と窓側の収納を使って横になり、寝た。で、目が覚めると既に2回目の食事も終わっており、到着1時間前。遅れて朝食をもらったらもう着陸態勢である。イミグレは特に問題なくパス。で続いて税関検査があるが、おいらは菓子パンをかばんに持っていたので、食物の持ち込みありということで検査を受ける。メロンパンは問題なく返してもらえた(笑。

そして国際線ターミナルから、レンタカーのカウンターがある国内線ターミナルにエアトレインで移動し($4取られた)、ハーツでチェックアウト。ナビつきの車があるようだったのでそれに変更してもらった。このナビ、有名なネバーロストではなく、オーストラリア専用バージョンのようである。言語切り替えも付いているけど日本語はなかった。でも、ネバーロストよりもずっと画面が大きく、3D表示もできる。番地での検索ができなかったり、施設DBが若干貧弱で慣れも必要だったが、1日使い込んだあとは十分に役立ってくれた。

Gold_Coastまずはブリスベン市内へ向かう。ショッピングモールで買い物や食事をして、川沿いの公園でのんびり。その後、タンボリンマウンテンという山に向かい、ブリスベン市内を一望…の予定だったがここですさまじいスコールに遭遇。道路が川になっていた。雨は上がったが雲は晴れなそうだったので、山を降りてゴールドコーストのビーチへ。ここでひと泳ぎすることにした。夏に行ったNYほどじゃなかったがけっこう大きな波も来てかなり面白かった。ビーチは閑散としていたが、ちゃんと監視員が常駐していて、道路沿いにはシャワールームもあり設備もGOOD。夕方になったので食事をして一路ハービーベイに向かった。

ハービーベイまでは約400kmの道のり。シカゴからアトランタに比べれば半分程度で、楽勝である。といっても道路は結構混雑していて、田舎になると片側1車線になるので遅い車のパスも面倒になる。結局到着は夜の10時過ぎ。暗い街でモーテルを探して、コンフォートインを見つけた。$80でチェックイン。そこそこ快適な部屋だった。

次の日は船に乗りフレーザー島に渡る。早起きして港へ向かい、車はこの港に置き去りにする。船に乗る前にホテルのチェックインも一緒にするようになっていて、荷物はここで預けるとなんとホテルの部屋まで届いてしまう。これは便利。今回の滞在はKingfisher Bay Resortである。約45分の船旅を終えて、フレーザー島に上陸した。まずはビーチへ。湾内のためかそんなにきれいじゃなかったが、言うまでもなく日本とは比べ物にならない。そして潮の満ち引きがけっこう大きめで、海の水量が時間とともにかなり変わってくる。この日はホテル周辺で遊び、夕食はどこのレストランも満員だったのでショップで食材を買い込んで部屋で夕食を取った。

次の日はドルフィンウォッチング。小さな船は客が2組4人だけ。ほとんど貸し切りのようなものである。イルカには95%の確率、ジュゴンには45%の確率で会えるらしい。結局イルカには会えたがジュゴンには会えなかった。そして港に戻る途中で浮遊するロープを発見。船長はこのロープを回収すると言う。みんなで協力して長くて重いロープを引き上げる。が、片側が海底へと固定されているらしく、船長は水着に着替えナイフを持って海に潜っていった…。そして切断したロープを無事に回収。海をちょっとだけきれいにして港に戻った。

FraserLake次は島への滞在3日目、最終日は、指定されたタグを荷物に付けて部屋に置いておくと、本土の港で受け取ることができる。最後の日は4WDをレンタルして、島内を走り回ることにした。島内のドライブには許可証が必要で、$34で購入。4WDでリゾートを後にするがいきなりのすさまじい起伏が延々と続く。オフロードに入って早速4WDモードへ切り替え、島内をどんどん走る。しばらくすると湖に到着。この湖は非常に透明度が高くて有名で、汚染防止のために日焼け止めやサンオイルをつけた体で入ることが禁止されている。フレーザー島は砂でできた島なので、湖なのに周りは砂浜。真っ白の砂浜とプールのような透明な水で存分に泳いだ。もうほんとサイコーである。

FraserBeachで、引き続きドライブ。途中の別の湖の湖畔で食事を取り、さらに進むと太平洋へ出た。満潮から2時間が経過し、ビーチがそろそろ走れるようになる時間である。なんとこの太平洋側はビーチが高速道路と空港を兼ねており、ビーチを爆走できる(制限速度は80キロ)。しかも、走っているといきなり頭の上をセスナが飛んできて、目の前に着陸したりもする。もうなんだかあまりにも非日常過ぎて笑ってしまう。ビーチにはところどころ小川が海に流れ込んでいて、4WDでは小川の横断もしなくちゃいけない。最初はおっかなびっくりだったが、だんだん慣れてきて大きな水しぶきを上げながら突っ走れるようになる。昔の日本の船が座礁した残骸なども見学して、楽しいレンタカードライブの1日だった。

夕方の船で本土に戻り、無事に残っていたレンタカーでまたブリスベンへ戻る。田舎道から片側2車線の高速道路に入ると、前を走っていたAUDI A4が爆走!後ろを付いていくが200km/hを余裕で出している。こっちはFordだったが付いていくのは簡単だった。AUDIはすぐに高速を降りてしまったが、こっちはそのままのペースでブリスベンまで突っ走り、えらい早く到着。市内で1泊し、翌朝の便で帰国した。帰りは突然のインボランタリーアップグレード。ラッキーであった。翌日から仕事に戻ったが、みんなに顔が真っ黒呼ばわりされ、日焼け止めを塗り忘れたと思われる鼻は皮がむけはじめている。元に戻るのにどれくらいかかることやら・・・。

kenjiz at 23:17│Comments(0)TrackBack(0) 旅行 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔