2005年08月16日

そして帰国

いよいよお盆休みも終わり、帰る日が来た。フライトは午後1時半なので朝は余裕がある。TVを見ながらゴロゴロして、日本人の友人がPCの無線カードを買いたいというので一緒に電気屋に付き合った。でも値段の高さにびっくり。802.11gが$140〜$250もするのである。しかしもう一度驚いた。友人が「これいくらになるの?」と聞くと、「$79」・・・いきなり半額近くですかそうですか。すると友人は「$70」・・・数秒の沈黙の後、店員は言った。「ok!」おいおいおいおい、あの値札は観光客向けなのか?

まあそんなこんなでドタバタNY滞在も終わり、荷物をパッキングして友人に別れを告げた。スーツケースをゴロゴロ転がして地下鉄に乗り、AのExpressでハワードビーチを目指す。ミッドタウンからだとJamaicaの方が近かったかもしれない。AirTrainで$5支払うと、メトロカードの残高は$3になった。次回までこのカードを失くさずに持っていられるだろうか?

ちょうどお昼の12時半、出発1時間前に空港のカウンターに到着。アメリカでは国内線でも2時間くらい前に空港に到着している必要があるが、日系エアラインは便数が少ないこともあり、直前チェックインでも全然楽勝である。今回は空席が多いようでCクラス最前列の9Aを確保できた。空港JALラウンジの無線LANはまたプロバイダが変わっており、NTTDoCoMoUSAのナミキテルというサービスになっていた。パスワードを入れる必要があるが、もちろん通常の利用には何の問題もなし。しばし日本の友人とチャットをして、30分遅れの飛行機に乗り込んだ。

久々に9Aを確保して大満足であるが、隣の9Cにはおじさんが座っていた。そして中央の9DEGは空席。案の定水平飛行に移ったところでおじさんは中央ブロックへ移動。おいらは2席使わせてもらうことにした。料理のメニューをもらうが、以前は洋食のステーキonlyだったのに最近は和食にも心が動く。乗客も少なかったので、「ステーキがいいけど和食の鰻も食べたいのですが」とリクエストしてみると、「今日はたぶん余るのでご用意できると思います」とのお答え。期待通り両方食べることができた。それにしても客室乗務員の愛想がとても良くて気分がいい。一人が愛想いいときはみんないいよね、不思議なことに。チームリーダーの教育がいいのかもしれない。

でも笑えたのは、1回目の食事のあと数時間して「うどん」を頼んだとき。持って来てくれたCAが「ソバでーす」って言ってきた。メニューにはうどんって書いてあったのに・・・と思ってフタを開けるとうどんだった。「これうどんでしょ?」と言うと「いえソバ・・・これうどんですか?」と満面の笑みで聞き返してきたもんだ。バッジを見たら横文字だったから、シンガポールベースの客室乗務員だったのかも。どうりで英語で話したら英語で返ってくるわけだ。でもかわいいから許す。愛想って大事だよねえ。

帰国便では、なるべく寝ないで家に帰って一気に寝る、というおいらの時差ボケ回避策を実践するため、食事の後は最初に少しだけ寝たあと映画を見まくった。ニコール・キッドマンのザ・インタープリター、そしてちょっと古いがファーストワイフクラブ(ダイアン・キートン、ベット・ミドラー、ゴールディ・ホーン)。この映画初めて見たけど面白かった。というか機内なのに声出して笑っちゃったね。ああゆうバカっぽいアメリカンコメディ大好き。そして3本目は皇帝ペンギン。時々しみじみするけど、でも赤ちゃんペンギンはめっちゃかわいい。

そうこうしているうちに日本が近づく。今回はかなり北回りで、稚内のあたりから北海道上空を通過するルート。2回目の食事は着陸直前にしてもらい(飛行機から降りてまたおなかがすいたらイヤだから)今度は最初から和食をチョイス。鯛めしに鮭の塩焼き、卵焼き、佃煮昆布そして今度こそ本物のソバ。うまかった・・・。今度からやっぱり和食メインでいこうかなと思ってきた。4月にフランスから帰る時、和食メニューの寿司を食べ損ねたこともくやしい思い出ではある。

成田に到着し、今年6回目の入国。荷物をピックアップし税関を通り抜けレンタル携帯を返却した。スーツケースを宅配に預けたらなんと今日届くという!これは流石にびっくり。というか便利なサービスで大歓迎。以前朝7時くらいに帰国した際に当日宅配の経験はあったが、そのときは既に午後4時半頃である。半信半疑で荷物を預ける。そしてエアポートリムジンの出発まで時間があったので、今回は京成で帰ることにする。おかげでちょっと安上がりになった。自宅へ戻ったあと、約2時間後にスーツケースが到着。スゴイ。まあこんな感じで、おいらのドタバタお盆休みは終わったのであった。

kenjiz at 23:06│Comments(0)TrackBack(0) 旅行 

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