2005年03月29日

奥が深いオフィス電話

今日は、都内某所の支社を訪問してきた。本社からは電車で20分くらいで
到着する。そこの支社はいままでワンフロアだったのだが、もうワンフロア
借りて規模を拡大することにしたため、その新しいフロアのLAN配線の
打ち合わせがあった。ところが、話はそれだけでは済まなかった。

まず、現地担当者とLANの話をする。本社と同じ構成を薦め、ラックを立てて
パッチパネルから各デスクのローゼットまで直接配線することで決まった。
要するに島ハブはナシである。あと、どちみち机には2口ローゼットを置く
つもりなので、片方を電話用に使えるか検討することにした。いわゆる
統合配線というやつ。

この統合配線、一時期のブームは終わったようだが、運用を考えると
数百人程度の規模までなら十分に検討の余地があるように思う。
電話機が1000台を超えると、4Pの配線はもったいないしパッチパネルだけで
相当な面積を必要とするけどね。

聞いてみると電話関係は本社の総務に任せてあるとの事。とりあえずここで
一旦帰社し、早速総務の担当者と連絡を取ると、ちょうどこれから
ビル管理者を含めての打ち合わせがあるとの事。それに参加することに
なった。

LANについては、本社と同じ業者に任せることで決定。そして電話だが、
ビル管理会社が施工からすべて行うようである。統合配線について
もちかけてみたが障害時の切り分けが難しいからとのことで先方が
難色を示す。まあこだわりもないので、とりあえず別々に配線することと
した。

電話の主装置は、すでに拡張性がないとのことで既存の電話も含めて
全部買い替えに話が進んだ。新しい主装置はコレである。あとは
電話番号や代表組、広域内線網の調整をし、見積もりを作成してもらう。

結局、LANよりも電話の調整に大半の時間を費やしてしまった。普通、
電話って総務の担当だけど、やっぱり理想は情報システムにて扱うのが
いいのかもしれないと思った。だって建物の設備とかを相手にしている
人たちに、電話回線やら番号計画やらVoIPなんて、実際手に負えてないし。
かといって情シスの負荷が上がるのも困るのだけど…。

というわけで、あと2週間でこの新オフィスを立ち上げるべく、
明日以降も調整に走ることとする。みんな見積もり早く出せよー。

kenjiz at 23:30│Comments(0)TrackBack(0) IT 

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