2005年03月28日

DHCPリレー

今期最後の週末、本社のネットワーク切替作業は無事に終了した。
ただし全く問題がなかったわけではなく、DHCPサーバからIPが
すんなり取得できないという問題が時々発生した。本社のL3スイッチを
すべてリブートしてみたら状況は良くなったものの、今日も再発している
ところがあった。結論から言えば完全には解決していない。

うちの会社のクライアントは基本的にDHCPで、全国の販社のぶんも含めて
すべて本社のサーバからIPを振り出している。当然リレーエージェントを
使っている。IPがすんなり取得できない時のサーバのログや、スイッチでの
パケットキャプチャの結果を比べてみるが、どうも矛盾していて原因は
不明のまま。

原因としてひとつ可能性があるとすれば、DHCPサーバの機器が古いため
パフォーマンスが不足しているのではないかということ。しかも基幹L3は
冗長化されているため、DHCPクライアントがDHCPDISCOVERを発射すると、
複数のL3が一斉にリレーしてサーバには6つものリクエストが届く。

というわけで、VLAN内のIPヘルパーの数を減らしてみたりと試行錯誤するが
解決には至らず。そうこうしているうちに、すんなり取れるように
なってきた気もする。ちなみに現状の設定ではリース期間が3日間のため、
クライアントは1日半ごとにサーバへ期間延長のリクエストをする。
すると、月曜日の朝はDHCPサーバへ負荷が集中しているのでは?という
推測。サーバのCPU使用率などは特に高くもないが、プロセス内部で
まごついている部分もあるのかもしれない。

というわけで、原因追求をしているうちに状況が改善されるという釈然と
しない結果で終わることとなった。みなさんのところだと、DHCPについて
こんな問題ないですかね?そもそもクライアント数が多すぎるだけなのかも
しれないけど。

さて、本社が終わって一息といったところだけど、明日はある支社でフロア
増床が進んでおり、そのオフィスの新規ネットワークの打ち合わせに
出かける。まだまだ暇にはなりそうにない。。

kenjiz at 21:01│Comments(0)TrackBack(0) IT 

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